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エッセイ

幸福をめざして
 昨年ブータン王国からワンチュク国王夫妻が来日し、東日本大震災で被害にあった福島県相馬市の小学校を訪問した。ブータン王国は九州とほぼ同じ国土面積に人口約70万人が暮らし、GDPは日本の20分の1である。この国は国づくりの理念として「国民総幸福量」を掲げ、国民の97%が「幸せ」と答えている。幸せ満点の国民に支えられた若い国王夫妻は静かで気品があり、幸福感に心満たされていると映った。
 昨年4月に内閣府は幸福感を表す国民生活選好度調査を行っている。「とても幸せ」を10点、「とても不幸」は0点と11段階で聞いたところ、平均は6.5点であった。欧州28か国で実施された同様の調査では、デンマーク8.4点、フランス7.1点など平均6.9点であり、日本は幸福感が低いと結果が出ている。日本で同時に行われた、国民の幸福感を高めるために国が目指す目標は?との質問に、1位が「安心できる年金制度」2位が「安心して子を産み育てられる社会」3位に「雇用や居住の安定確保」と回答している。日本は経済大国になったが年金、雇用など生活の経済面の不安が大きく、それが幸福度を低くしている。
 OECD(経済協力開発機構)は各国の幸福度測定を押し進め、世界的な潮流となっている。今年10月にインドで開催されるOECD世界フォーラムでは、各国が作成した幸福度指標を持ち寄ることになっている。このことからも日本政府は2010年発表の新成長戦略に、2020年までに日本の幸福感を引き上げる目標を掲げ、昨年12月に改めて幸福度を測る132の指標の試案を発表した。この指標を使って今年2月に全国の一万人に対し幸福度の調査を実施している。
 政府は目標達成に向け、掲げた政策をしっかり実行し、日本の幸福度を引き上げる責任がある。そして日本の人々があのブータン国王夫妻の様に、穏やかで心豊かに暮らせたらと願う。
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