ホームへ
靖子の政策
プロフィール
ハツラツ日記
エッセイ
議会報告
道政だより
私の好きな手稲のお店
後援会活動
お問い合わせ

議会報告

第3回定例会 一般質問【2010.9.14〜10.8】
1.医療分野の電子化について
1.情報通信技術(ICT)の導入について
国民・道民の利益向上につながる医療分野への情報通信技術(ICT)の導入の進展と道内12の医療機関を光ファイバーでつなぐ遠隔医療システムの現状と展開について伺う。
1. 遠隔医療システムや電子カルテシステムの共有化など、情報通信技術の導入は、医療の地域格差の解消に有効な手立ての一つと考える。道では、国の補助制度を利用し、導入に向け情報通信機器の整備を支援。平成20年10月現在で、81の病院と65の診療所で整備が進められた。医療機関への導入率で、全道は3.7%。全国平均の2.1%を上回っている。
 今後も遠隔医療システムに参画する医療機関の拡大、地域医療の確保と質の向上に努める。
2.電子カルテシステムについて
道内の電子カルテシステムの導入状況と展開について伺う。
2. 複数の医療機関がシステムの電子化を図ることにより、患者情報が共有され、急性期から在宅復帰に至るまでの医療の提供が可能となり、患者サービスの向上や業務の効率化への効果が高い。道内では、平成20年10月現在、49病院・543診療所で導入。導入率は14.9%、全国平均を若干上回るが、多くはネットワーク化に至っていない。
 今後とも地域において、中核的な医療機関を中心に、電子カルテルシステムを共有するITネットワーク化の推進に努める。
2.性差医療と女性外来について
1.女性外来について
ここ数年、全国各地に女性外来が開設されている。道においても、女性外来を増やす取り組みが必要と考えるが。
1. 平成20年12月より、道立保健所に「女性健康サポートセンター」を設置し、妊娠、出産、子育ての悩みなどの相談に応じている。また、女性の健康管理に役立つ「女性の健康手帳」を交付。
 女性外来の設置状況は、札幌医科大学をはじめ、34医療機関が登録。今後とも設置の促進を広く医療関係団体などに働きかける。
2.女性医師の確保について
女性外来を増やすには、女性医師の確保が不可欠。道は、平成18年3月に「北海道女性医師バンク」を設立し、今年度の登録医師数は17名で、紹介成立が1名と報告があった。この貴重な登録医師を再就業に結びつけるための取り組み、また、女性医師バンク以外の支援体制作りを伺う。
2. 「女性医師バンク」設置以来、4名の女性医師が再就業した。今年度より、医育大学にコーーディネーターを配置し、相談窓口を設置。復職のためのプロセスに応じたプログラムの実施、北海道医師会などの関係団体と連携しながら、出産・育児と勤務の両立が可能となるよう、宿直や残業のない短時間正規雇用制度の導入に向けた病院への支援を実施する。
3.防災対策について
1.防災拠点となる公共施設の耐震化の現状について
北海道は、公共施設の耐震化が遅れていて、消防庁の調査では全国で41番目(2010年3月)との報告。耐震診断の実施率は74.8%である。避難先である体育館や公民館の未診断率は約40%である。この状況への道の認識を伺う。
1. 公共施設の耐震化は、地域防災対策の中でも極めて重要な課題であるが、市町村財政が大変厳しい状況であり、取り組みが遅れている。
 道における公共施設の耐震化の実施率・耐震診断は、全国的には遅れているが、徐々に改善されてきているところ。
2.数値目標の設置について
防災拠点となる公共施設の耐震化に向けての数値目標を揚げるべきと考えるが。
2. 国では、耐震化の実施率を平成25年度末までに85%を目指している。国の政策を踏まえ取り組みを促進していく。
3.耐震化に向けての取り組みについて
道の取り組みに対する見解は?
3. 耐振改修促進法に基づき、平成18年に「北海道耐震改修促進計画」を策定し、公共建築物の耐震化の実施率の引上げに取り組んでいる。市町村に対しては、震災対策の徹底を周知し、必用な財源の確保については国に強く働きかける考え。
4.エゾシカ対策について
1.エゾシカ被害に対する認識について
農林業被害は年々増加し今年は50億円を超え、被害額の多くは農業被害である。これは就農者の死活問題になっている。知事の認識を。
1. 極めて深刻な事態である。加えて、エゾシカに起因する交通事故は1,800件に達し、高山植物の食害など生態系への影響も発生し、一刻も放置できない状況である。
 本年5月に「エゾシカ包囲網会議」を設置。今年度より3年間の緊急的な捕獲等の対策を全道で実施する。
2.対策の抜本的見直しについて
今回の緊急対策とこれまでのエゾシカ対策の違いは?
2. これまでの主要な対策である狩猟や有害鳥獣捕獲の規制緩和に加え、市町村の有害鳥獣捕獲の取り組みを支援。捕獲数の大幅な上積みを図り、「越冬地における生息状況調査」を全道で実施。また、緊急対策期間中は「エゾシカ包囲網会議」などを活用し、国や関係機関と連携のもと、広域的な捕獲体制の整備を実施、海外の先進事例を参考に専門家による効率的な捕獲技術を確立し、毎年計画的に捕獲数を確保できる新たな枠組みを構築する。
 これらに加え、有効活用の促進など、総合的にエゾシカ対策を推進する。
3.有効活用について
1950年代、ニュージーランドでは鹿の根絶に失敗した。そこで1960年代に、有効活用へ政策の転換を図り成功した。道も有効活用に重きを置く対策に転換を図ってみては。
3. エゾシカを本道の貴重な自然資源と捉え、平成18年度に「エゾシカ有効活用のガイドライン」を作成し、食肉をはじめ有効活用の推進に努めている。
4.エゾシカの食肉としての普及について
エゾシカ肉を原料とした加工食品の開発や流通の促進、需要を作りは販路拡大を図るなど様々な取り組みには、民間だけでは限界があり、道が先頭に立って支援することが必要であると考えるが。
4. 各種のイベントを活用しながらエゾシカ肉のPRに努めてきた。本年度もエゾシカ料理コンテスト、試食会の開催などシカ肉の流通拡大に積極的に取組む。
<< 議会報告の目次に戻る
Copyright(C) Yasuko Suda. All Rights Reserved.